MEET IN TOKYO Vol.1 REICH85 “COUNTERPOINT”
Key Visual, Poster, Flyer




MEET IN TOKYO Vol.1 REICH85 “COUNTERPOINT”
Key Visual, Poster, Flyer
「世界とTOKYOを繋ぐアートプラットフォーム」を目指して開催された、パーカッショニスト・加藤訓子とクリエイティブディレクター・山﨑晴太郎による、音楽と視覚芸術を融合させたライブイベント「MEET IN TOKYO」。 このイベントは、現代の芸術界において最も重要かつ強烈な個性をもつアーティストを、ジャンルを越えて選出するというコンセプトのもとに企画されました。Vol.1では、主催の加藤訓子と縁の深い音楽家・スティーヴ・ライヒの85歳を記念し、「ライヒ85」と題した公演を実施。彼の代表作である「COUNTERPOINT」シリーズをフィーチャーし、演奏とインスタレーションによるライブイベントが行われました。 この公演にあたって、キービジュアルおよび告知物のデザインを担当しました。ビジュアルでは、「ライヒ85」にちなみ85本の線をガイドとし、「COUNTERPOINT」から着想を得た一定のリズム、変化、音の重なりを図案化。ライヒの音楽を体現する“生きたグラフィック”として、各媒体の比率に合わせ、音が空間に響き渡るようなイメージで、伸縮しながら展開できるビジュアルシステムを設計しました。 会場に展示されたポスターでは、ライヒの音楽がもつ多層的かつ複雑な豊かさを視覚的に表現するため、UV印刷を駆使。音が質量を持って画面に刻まれていくような、通常の印刷では得られない視覚効果を試みることで、音の“質量化”をテーマにした実験的なポスターを制作しました。
Credit
クリエイティブディレクション:
山﨑晴太郎
アートディレクション, デザイン:
小林誠太
印刷:
大洋印刷
印刷コーディネート:
有吉淳(大洋印刷)
クライアント:
芸術文化ワークス
事例写真:
川内章弘